自転車用楕円ギアを追求し、理想のペダリングを可能にする「非円形ギア スミス バロックギア」

吉岡しのぶ さん　はバロックギヤをこう評価しています。

バロックギヤ　電動式、ワイヤー式　とも変速に問題なし！

　まずは気になるフロントの変速についてですが、私は6870 アルテグラDi2使用しています。全く問題ありません。スムーズに変速します。ちなみにワイヤーの6800 アルテグラのお客様に装着しましたが、不具合は出ていません。
　これはバロックギヤの問題ではありませんがお客様でビックプーリーを装着している方がみえて、アウターからインナーに落とす際はチェーンが暴れるので、気をつけるようにお伝えしています。

実際に バロックギヤ34T±3 を試した感想は

　WEBでの投稿などで他の方のインプレ記事を先に読むと先入観が生じて自分がどう感じるのか正直な感想を書けなくなるとイケナイのであえてWEB等でバロックギヤをググらずに、自分でバロックギヤを試してみた主観的な感想をお伝えしますが、かなり良いです(^^)（ ペダリングモニターは付けていません。）

　まず 平坦路で乗ってみてもあまり効果を感じなかったので、坂で実践！！ 　峠に差し掛かり、インナーに変速してみると瞬間的に思ったのが、うわっ、気持ち悪い！！ ペダリングがグニャングニャンとして、重たい部分がちょこ、軽い部分がスルッ、とやってくるんです。3％くらいの坂でやるとよくわかります。ここで、重くなった次の瞬間に軽くなるので踏み込んでみます。時計の2時～4時の位置で意識してみます。 8時になるとまた一瞬重くなるのですが、その後10時の位置でストンと来るので、今度はひき足を意識します。 これを繰り返します。 2時踏み込む、8時に引く！　よくわからないですか？　バロックギアが教えてくれるので素直に従って練習してみましょう。 5～10％の坂でダンシングをしてみます。3時のとときにグイグイ踏んで見ます。 不思議なことにいつもよりフレームに！ホイールに！私のダンシングが伝わるのがわかります。 更に10％の坂を上ってみます。 さすがにこの勾配になると、グニャングニャン感はなくなり、いつもの重い辛いペダリング。 でも久しぶりなのに、いつもより1つ重たいギアが踏めているではありませんか！！　 坂で歩行者よりも遅い副店長がいつもより1～2km/h速いのです。これはもう早歩きの人と並走出来るレベルです(笑)
　
　バロックギヤ±3の場合、最初のうちは、ちょっと慣れが必要かもしれませんが、これは味方につけましょう。 これは坂が楽になるのではなく、坂が楽しくなるリングです。 坂はいつもと変わらず、辛いです。 秘密兵器だ～と坂でストンとインナーに変速したときにフフフフフって笑います。 さぁ、今度はいつ乗ろうかな。きっちりモチベーションが上がりました。
2017-7-24　サイクルセンター吉岡のブログより引用