航空会社のCMでおなじみの「内藤英未さん」 日頃からピンク色にカスタムしたTREK Emonda S に乗ってロングライドを楽しんでいる。 コース途中のヒルクライムをどうクリアするか そんな課題に有効なバロックギヤ 34T±3 に初挑戦!! さて彼女はバロックギヤにどんな感想を持ったのでしょうか
内藤英未です。 私はまだ初心者ですがロングライドを中心にロードバイクでサイクリングを楽しんでいます。 ヒルクライム競技をするわけではなく 桜の季節には名所まで花見に100km程なら平気で走ります。 また県外にランチが美味しいカフェが在ると聞けば「峠」を越えて食べに行きます。 今回の撮影の一月ほど前には、伊勢神宮にお参りしようと遥々「高見峠」を越えて参りました。 わざわざ標高の高いキツイ峠があるコースを選んで走ります。 そんな私の関心事は峠を楽して登ることです。 今回の撮影では、それに打って付けのバロックギヤを試すことが出来ました。
34T±3 を装着して走り始めた直後の感想は「軽い~」と感じました。 ヒルクライムの途中では「引き脚がスパッと戻る」感じが強くしました。またダンシングがとてもリズミカルに決まる感じがします。 私の場合はグワングワン等の違和感は全く感じませんでした。 撮影終了後、いつもの峠でタイムアタックしてバロックギヤの効果を試してみました。 私のブログでその結果を発表しています。 是非、ご覧ください。
内藤英未のブログ hidemix.com はこちら
「バロックギヤ:34T±3」とは
踏み込み位相において仮想最大歯数37T 、上下死点において仮想最小歯数31T と大きな歯数変化を発生させる形状をしています。この大胆なギヤ比の変化は、ヒルクライムにおいて劇的な効果を発揮します
十分なペダル踏力が発揮できる踏み込み位相においては、3Tぶんギヤ倍数の負荷を与えることでプラス加速度を稼ぎ出し 殆ど踏力を発揮できない上下死点においては、-3Tぶん負荷を軽減させることで素早くデッドゾーンを通過させマイナス加速度の発生時間を短縮させることが可能になります。
下図の緑色の円は34Tの基準直径です。 赤色の円は仮想最大歯数37Tの直径でクランク角度が90°付近で歯の数が3つほどの間、赤色の円に達していることが判ると思います。この最大歯数が3つというのはかなりピーキーな部類に入りますのでクランク軸トルクのピークの山をハッキリと体感することが出来ます。 逆に言い換えれば、±値が大きいほどピーク角度の違いをハッキリ感じることが出来るということです。 青色の円は仮想最小31Tの直径でクランク角度が上下死点にきた際に青色に達することでデッドソーンを素早くやり過ごすことが出来ます。
図2
上図において 37Tの最大直径(赤) 34Tの基準直径の円(緑) 34Tの最小直径(青) を示す。
歯数 | 形状 | 角度 | Color 色 | |
34 | ±2 | 90° | Red-赤 | |
34 | ±3 | 90° | Red-赤 | |
36 | ±2 | 90° | Red-赤 |
シマノ クランク
12S FC-R9200,R8100 対応
11S FC-R9100,R8000,R7000,FC-9000,FC-6800,FC-5800 対応
← 写真は、100° のものです。
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