シリーズ
九州きっての女性サイクリスト「徳永美映さん」が Ceralight GOLD H50 をインプレライド
撮影は2026年4月下旬 佐賀県で実施
振動調律による極上の乗り心地
CeraLight GOLDLABELを装着して最初に驚いたのは、とにかく踏み出しの軽さでした。ペダルに足を乗せて一踏みした瞬間、「あ、これは今までと違う」とすぐに分かります。ホイールが軽いだけではなく、脚にまとわりつくような抵抗感が少なく、ペダルを踏んだ力がそのまま前へ進む感覚です。特に平坦で40km/h付近まで上げた時、いつも以上にスピードが伸びているのに不思議と脚に嫌な重さが残らない。気づけば自分でも驚くほど踏めていて、逆に心拍だけが先に上がっている感じでした。これまでのホイールだと、後半になるにつれて脚がジワジワ削られる感覚があったのですが、CeraLight GOLDLABELは「振動調律」の効果なのか、細かな振動が角の取れたような感触で、身体へのストレスがかなり少ない。だから脚が残る。特に登りで感じたのは、「脚にこない」という表現がピッタリなこと。軽量ホイールなのにピーキーではなく、むしろ上質でしなやか。速いだけじゃなく、長く楽に走れるホイールという印象でした。
徳永さんが「最初の一踏みで違う」と表現された理由は、単純にホイール重量1187gという軽さだけではありません。もちろん回転体として軽量であることは加速時に有利です。しかし実際のロードバイクでは、それ以上に“脚に返ってくる振動”がライダーの感覚を大きく左右しています。
一般的な高剛性ホイールは、踏み込んだ瞬間の反応は鋭い反面、路面からの微振動や衝撃も強く返してしまいます。すると脚の筋肉は、前へ進むためだけでなく、その振動を抑え込むためにも無意識にエネルギーを使ってしまうのです。
CeraLight GOLDLABELでは、この不要な高周波振動を減衰させるために、リム積層、樹脂特性、スポークテンション、左右バランスを含めた「振動調律」を行っています。
徳永さんが感じられた
「脚にまとわりつく抵抗感が少ない」
「踏んだ力がそのまま前へ進む」
という感覚は、まさにこの効果です。
さらに40km/h付近で「思った以上に踏めているのに脚が重くならない」というのも重要です。通常は速度域が上がるほど、路面入力やフレーム・ホイール系の微細振動が増え、身体は疲労していきます。しかしGOLDLABELは、その不要振動を穏やかに減衰させることで、筋肉の消耗を抑えています。
つまり「軽いから進む」のではなく、
“疲れないから最後まで踏める”
という方向から速さを実現しているのです。
だから徳永さんは「ピーキーではなく、上質でしなやか」と表現されたのだと思います。
正直、一番驚いたのはStravaの記録でした。自分ではそこまで追い込んだつもりはないのに、走り終わって確認するとQOMや自己ベスト更新が連発。特に登り区間では、いつもなら後半で脚が重くなって失速する場面でも、CeraLight GOLDLABELだと最後まで脚が回るんです。これは単純な軽量化だけでは説明できない感覚で、ホイール全体の「振動調律」が効いているのでは?と本気で思いました。路面からの細かな突き上げや不快な振動が少なく、無駄に脚を削られないから、ライド後半でも踏み続けられる。結果として、普段より自然にパワーを維持できていたんだと思います。しかも不思議なのは、頑張って踏み倒している感覚ではないこと。むしろ「今日は調子いいな」と気持ちよく走っていただけなのに、タイムが良い。特にヒルクライムでは、ダンシングに入った瞬間の反応が軽く、バイクが前へスッと進む感じが気持ちいい。高剛性ホイールによくある「脚にくる硬さ」が少ないので、長距離でも疲労感がかなり違いました。速さだけじゃなく、「最後まで気持ちよく走れる」というのが、このホイール最大の魅力かもしれません。
徳永さんのインプレで非常に興味深かったのは、
「頑張っている感覚ではないのにタイムが良い」
という部分でした。
これはCeraLight GOLDLABELの設計思想そのものです。
多くの高性能ホイールは、「高剛性」「瞬間反応」「スプリント性能」を重視します。しかし実際のヒルクライムやロングライドでは、数秒の反応性よりも、
“どれだけ脚を削られずに走れるか”
のほうが、最終タイムへ大きく影響します。
人間のペダリングは約90rpm前後、つまり1.5Hz付近を中心とした周期運動です。一方、ホイールやフレームが発生する不要振動は、もっと高い周波数帯に存在しています。
GOLDLABELでは、この不要振動が脚へ返り続ける状態を避けるため、振動減衰特性を徹底的に調律しています。
すると何が起こるのか。
筋肉が“振動を抑えるための仕事”を減らせるのです。
その結果、
ライド後半でも脚が残る
ダンシングで失速しにくい
心拍上昇に対して脚の疲労が少ない
無意識に平均出力を維持できる
という状態になります。
徳永さんが
「今日は調子いいな、くらいの感覚だった」
と書かれているのは非常に象徴的です。
本当に速い機材は、“頑張らせる”のではなく、
“自然に速く走れてしまう”
方向へ働きます。
QOMや自己ベスト更新は、単なる軽量化ではなく、
「疲労を減らした結果、最後まで出力を維持できた」
ことの証明だと考えています。
そして今回いちばんビックリしたのが下り坂でした。50mmハイトの超軽量ホイールなので、最初は「横風とか怖いかな?」と思っていたのですが、実際は逆。むしろ下りが安定していて怖くない。路面に吸い付くような感覚があり、コーナーでも変な跳ね方をしないので安心してバイクを倒していけます。特に荒れた路面で感じたのが、細かな振動の収まり方の上品さ。これもCeraLight GOLDLABELの「振動調律」の効果なのか、ガチガチではなく、しっとり落ち着いた乗り味なんです。下りで身体に力を入れ続けなくても良いので疲れにくいし、結果的にロングライド全体がすごく楽になる。軽量ホイールなのに、ここまで安心感があるのは本当に意外でした。
徳永さんの
「下りが怖くなくなった」
という感想は、開発側として非常に嬉しいポイントでした。
一般的に、超軽量ホイールは「軽快だけど落ち着かない」という傾向があります。特に50mmハイトになると、横風や路面入力に対して神経質な挙動を示す場合も少なくありません。
しかしCeraLight GOLDLABELでは、“単なる軽量化”ではなく、
「振動の収まり方」
を重視しています。
下り坂では、ライダーは無意識に多くの情報を受け取っています。
路面の細かな凹凸
タイヤ接地感
微細な横揺れ
コーナリング中の収束感
これらがバラつくと、人は恐怖を感じます。
逆に、振動の減衰が自然で収束が穏やかだと、
「まだ大丈夫」
「グリップしている」
という安心感へ変わります。
徳永さんが表現された
「路面に吸い付く感じ」
「変な跳ね方をしない」
というのは、まさにその状態です。
GOLDLABELでは、剛性を上げるだけではなく、“振動がどのように減衰して消えていくか”まで含めて設計しています。
そのため、荒れた路面でも神経質になりにくく、ライダーが余計な力を入れずに済む。結果として下りでも疲れにくく、ロングライド全体が楽になるのです。
つまり徳永さんが感じられた安心感は、
「軽量なのに安定している」
のではなく、
「振動が美しく収束するから安心できる」
という、GOLDLABELの“振動調律”そのものなのです。
インプレで使用したホイール GOLDLABEL スペック一覧
■リムタイプ: チューレスレディ対応
■リムの素材:高弾性カーボン採用
■ブレーキ:ディスクブレーキ専用
■リム幅
28mm (内幅21mm)
■リムハイト 5
0mm
■スポークパターン:前2:1
後1:1
■スポークの本数:前21本、後24本
■スポークの種類:SAPIM CX-Ray
■ニップルの種類:サピム セキュアロック
■ハブの種類 : フロント 100x12mm
リア 142x12mm
■組み立て方法: 手組み
■重量:H50の場合:1187グラム
※1 重量には、若干の個体差があります。 ※2 商品の仕様は、予告なく変更される場合があります。 ※3 片輪あたり ±15g 程 重量に個体差が出る場合があります。※4 究極の軽量リムへの挑戦です。新たな技術課題により製品完成時の重量が変更になる場合があります。
構造解析によって導かれた形状
SMITH CeraLight ホイールは、構造解析CAE を駆使して走行中のホイールに発生する応力をシュミレーション。 その結果からリムのカーボンプリプレグの積層方向を決定しています。 自動車産業が世界に先駆けて発展してきた日本の工業技術力が冴え渡ります。
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超軽量ホイール 「CeraLight」 をマンガで紹介します。
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