自転車用楕円ギアを追求し、理想のペダリングを可能にする「非円形ギア スミス バロックギア」

 

バロックギヤの良さは？

理論的に裏付けされた確かな製品へのアプローチとその製造技術。 特徴的なアルマイトカラーの外観も人気の理由だと思います。 使用してみた感想は、アウターからインナーに変速した際の 「スカスカした抜ける感じ」がなくなり、違和感なくトルクを掛けられます。 またメカニック的な視点からはアウターリングに純正品を使用できるので 変速性能への影響がほとんどないところも良いと思います。　　　　

 

バロックギヤ　電動式、ワイヤー式　とも変速に問題なし！

 

まずは気になるフロントの変速についてですが、私は6870 アルテグラDi2使用しています。全く問題ありません。スムーズに変速します。ちなみにワイヤーの6800 アルテグラのお客様に装着しましたが、不具合は出ていません。
　これはバロックギヤの問題ではありませんがお客様でビックプーリーを装着している方がみえて、アウターからインナーに落とす際はチェーンが暴れるので、気をつけるようにお伝えしています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

メキシコ　オリンピック日本代表として活躍した井上さん　現役引退後は日本代表チームのメカニックとして世界中を転戦されました。　現在も多くの若手選手の育成に携わってみえます。

 

井上さんに聞きました。「バロックギヤの良さは？」

ヒルクライムでタイムの短縮を狙いやすい。（高出力を出しやすい）
楕円ギヤより扱いやすい（スカスカ感が少ない）　

※　それでも若干の慣れは必要。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

バロックギヤの良さは？

楕円ギアは楕円の長軸方向の高トルクにメリットを重視する傾向がありますが、私的には楕円の短軸方向（力を加えられない部分）の低負荷で抜ける感覚が新鮮に感じました。ヒルクライムをしていると、一定のペダリングリズムが重要でシッティングでもダンシングでもリズミカルにペダリングできている時はタイム的にも気分的にも良いものです。バロックギアはその短軸方向時の抜ける感じが判り易く好きです。当然、軽く感じるという事は、最小限の力で抑えている事を意味するもので限られたパワーを有効に活用できるアイテムだと想っております。個人的には34±3T（90度）を愛用しています。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

バロックギヤの良さは？

 

インナーに特化して登りを登りやすく工夫されているところが良い。
また、角度が選べるところも他にはなく、良いと思います。