機械系CADの業界標準がこのSolidWorksです。 3D-CADの価格分類ではミッドレンジに区分されてはいますが、機能面ではハイエンドCADに勝るとも劣らないスペックを備えています。
90年代半ばに「コンフィギレーション」をいち早く提唱したフィーチャパラメトリックの草分け的な存在です。
SMITH ではこの SolidWorks を使って中小企業(特に自動機械メーカー)への 3D-PDM のコンサルティングに力を注いでいます。
自転車用 溶接用ジグを設計
小型内燃機関(2ストロークエンジン)
設計事務所のレイアウトを検討
テーマ 2次元図面から3次元モデルを作成する
3Dの代表的な作業
既存の2次元図面資産から3次元モデルを作り上げます。
これは最も一般的な3次元CADでの作業です。
大半の製造業では2次元図面での設計資産が膨大な数、蓄積されています。
それは数千点か何万点である場合が殆どです。
ここで大切なことは、資産として3次元データを蓄積して後々まで有効に活用しようというスタンスです。
これを「PDM」と言います。新規に3次元CADを導入する際は、このPDM的な観点からも市場に普及している業界標準的なCAD製品を選択すべきだと言えます。
フィーチャ構築の基本
左の3次元モデルは上の図面を参照しながらモデリングしたものです。 全30フィーチャから成り立っています。
● 基本コマンド 15
● 参照平面 3
● ネジ切り 3
● 付加コマンド 9
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合 計 30
形状が相似形(ある程度までの異形状は対応)で各部寸法が規格的に変化するパーツをモデリングする際は、従来のノンフィーチャCADの場合は部品点数ぶんだけ都度モデリングする必要があった。
この面倒臭い(工数の多大な消費)作業を大変に効率化してくれる機能がコンフィギレーションである。
モデリングする際にMS-Excel の列と寸法を関連付けることで後は行に各寸法を入力するだけで SolidWorks がモデリングを自動的に行ってくれる。
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