12年ぶりに復活した「SMITH」ブランド 『フルオーダーCrMoフレーム』
トップチューブ | 28.6 | 0.7/0.5/0.7 | ヘッドラグ下 | 31.8/28.6 | |
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シートチューブ | 28.6 | 0.7/0.5 | シートラグ | 28.6/28.6 | |
ダウンチューブ | 28.6 | 0.7/0.5/0.7 | シートピラー径 | 27.2 | |
シートステー | 0.7 | シートステー上キャップ | |||
チェーンステー | 22.2 | 0.7 | BB | 68mm幅 | |
ヘッドチューブ | 31.8 | 1 | フォーククラウン | ||
ステアリングコラム | 25.4 | 2.2/1.6 splain | フロントエンド | 9芯/100mm幅 | |
ヘッドラグ上 | 31.8/28.6 | リアエンド | 10芯/130mm幅 |
トップチューブの選び方
通常、「ハンドルのリーチ + ステムの長さ + トップチューブ長さ」 がサドルからハンドルまでの距離を決めます。この身体寸法の都合で決定された寸法の事をSMITHでは「上からの寸法」と呼んでいます。
トップチューブ長さは体格によって短い場合は 520mm程から 長い場合は590mm程まであります。材料の原管長は630mmである事が多いのでバテッド部分をほぼ中央に配置できるように図面中の寸法「A」と「B」を考えて両端をザグリます。
トップチューブが水平な場合が多いのですが、ファンライドの場合は前上がりがお勧めの場合が多いです。また競技目的でハンドル位置を低くする必要がある場合は前下がりになる場合もあります。 これらはヘッドチューブ長さとの兼ね合いですから一概には定義できません。
トップチューブ外径について
一般的にφ25.4 ですがオーバーサイズでφ28.6 を用いる場合があります
バテッドについて
軽量化のためにパイプ中央部分を薄くし 両端部分は溶接部の強度を確保するため肉厚を持たせたダブルバテッド加工をしたパイプを用いる事が一般的です。
材質について
基材であるFe(鉄)に添加する元素のうち直径や長さ、肉厚、バテッドの配置が既に決まっているフレームパイプの剛性を向上させるためには、材料の硬度を上げる事が一般的な方法です。 ですので熱処理を施しますがこの場合の熱処理とは「焼きいれ」をさします。 焼きいれの場合、最も影響のある添加元素は「C」炭素です。 さらに焼きいれを効果的なものにするために Cr Ni V Mo などの元素を添加しています。 これらはフレームパイプメーカーが市販している材料セットを選択することで理想のフレームに近づけていきます。
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