2018年夏からバロックギヤ36T±2 90°を使っていた「清水大空さん」富士ヒルなどの大会でも成果を得ていたので何の疑いもなく90°を使ってみえた様子です。 今回、新たに80°90°100° とすべての角度を試すことでより自分自身のペダリング特性にマッチしたバロックギヤを選び出すことにチェレンジしてくれました。
清水大空です。 主にヒルクライムをメインに自転車を楽しんでます。
バロックギアは2018年夏から自身が所属するショップに勧められ導入しました。
自分は体型に見合わずレースでも平均100前後のケイデンスで登るため、バロックギア無しでは今の結果は出せませんでした!
私は導入してから今日まで90°という角度を使用しておりましたが、80°、100°が新たにラインナップされてから自分はどの角度が合うんだろうと気になってました。
100° を使用してみて ・漕ぎ出してからすぐに、「あれ?今日は調子よく回せてる?」という感覚になりました。 今まである角度でトルクが抜けていた感覚がありましたが、それが無くなり、常に均一にトルクがかかっている感覚でした。 それに伴い、意識しなくてもこれまで以上にクルクルケイデンスを上げることが出来、97→103rpm まで上がりました。
100° を使用してからもう一度 90° を使用すると、「あれ?なんな脚が重く感じる、回しにくいな」と感じました。 90°がベストだと思っていたために、驚きました。
80° を使用してみて
・フワフワとトルクが掛かるタイミングと抜けるタイミングが今までの回すケイデンスでは違和感がありました。
そこで回すペダリングから踏むケイデンスを意識するとフワフワ感が無くなりました。
緩斜面では「おお、進む進む」と感じましたが、急斜面となると「踏まなきゃ……」と回すタイプの自分には少し合わないと分かりました。
80° は山でも踏むペダリングの方に使っていただきたいです。
☆☆☆結論 私には、100° が合っている‼ ☆☆☆
ペダリングモニタのデータで検証
全長1.29kmのコースで角度を変えて3回のタイムトライアルを実施した。 タイムは、4分9秒~14秒 であったが 清水さんが好印象を持った 100° でベストタイムを記録している。ペダリングモニタ(右側センサー)のデータを観察してみると 80°のときは、効率が43% だったものが90°100° では、46% と 3% も向上している。また仕事率では、100°の際の仕事率は325Wと最高値を示している。
バロックギヤは、ペダル踏力のピーク角度を80°、90°、100°の3つから選択することが出来ます。 選手個人には、ペダリングの特性、そしてサドルポジション、体格によって適する角度が異なります。 このピーク角度がピッタリと合うと「漕ぎ出してからすぐに、「あれ?今日は調子よく回せてる?」という感覚になりました。」と今回インプレしてくれた清水さんは感想を述べています。
GIF動画
バロックギヤは、踏力のピーク角度が変化しても上下死点の位置は「変化」しない。 感性を重視した設計
清水大空さん プロフィール
身長 183cm 体重68kg
FTP330w
戦歴 ・2018年箱根ヒルクライム体重別2位 ・ツール・ド・八ヶ岳年代別2位 ・富士ヒルクライム66分シルバー ・マウンテンサイクリングin乗鞍年代別4位
【 特許技術 】BaroqueGear は、2020年9月 特許を獲得しました。
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