BlueCeramic は、青い非接触シールを備えたグリース型のカートリッジベアリングです。 ベアリング球には、窒化ケイ素(Si3N4) を採用 その硬さは、ビッカース硬度 HV1500 を誇ります。 外輪、内輪とも高度に温度管理された熱処理を施したクロム鋼製のレースウェイにすることで破壊じん性も良好になり安心して使うことができます。 回転の軽さを重視したため防水シールは、あの青色の非接触型を採用しました。 ただし BlueCeramic は、グリスを封入して使うためグリースレスにような厳重管理は必要ありません。 工場出荷時には、厳選されたちょう度の低いグリースを封入してあります。 軽量ホイールのチューニングに必要な下記の型番の BlueCeramic を在庫しています。 型番 内径×外径×幅 15267 15×26×7 17287 17×28×7 6802 15×24×5 6803 17×26×5 6805 25×37×7 BB用 6901 12×24×6 6902 15×28×7 6903 17×30×7 カートリッジ式 価格(税別) ¥12,800/個 ※ 下記メーカーの多くのハブ、フリーボディに適合します。 DT SWISS MAVIC ZIPP ROVAL BONTRAGER CADEX LightWeight ENVE CORIMA VISION Reserve
【グラフ-参照】 CeraLight リアホイール工場出荷時のノーマルとBlueCeramic 交換後を比較した。 時速50km/h に相当する 400rpm時の抵抗について ノーマル2.30W に対して BlueCeramic 1.75W と25%も抵抗が減少していることが解る。
シマノ製ホイール用のバラ球
シマノハブをセラミック球にチューン BlueCeramic は、バラ球でもご提供します。 デュラエースやアルテグラなどのシマノ製ハブのチューンアップに「ラッセルグリース」と併せてご使用下さい。 凄腕プロショップ様の手にかかれば、純正状態よりも遥かに軽い回転になります。 デュラエース出荷時のまま と BlueCeramic 球 に交換した際を比較したテスト結果のグラフを掲載します。50rpm に低下するまでの時間がノーマル57秒に対してBlueCeramic球は92秒と大幅に改善されたことが解ります。 セラミック球には、窒化ケイ素(Si3N4) を採用 その硬さは、ビッカース硬度 HV1500 を誇ります。 バラ球状態ですと真球度の精度確認ができます。 BlueCeramic バラ球は、最高精度の G3 を誇ります。 衝撃靭性は、ハンマーでぶっ叩く動画をご覧になったと思います。 セラミック球は割れそうという先入観を捨てて 安心して BlueCeramic バラ球 を使って下さい。 別売の「ラッセルグリース」は、カップ&コーンの空間体積の25%程の量を封入して下さい。 球とリテーナーがグリースを掻き分けて壁面にグリースの壁を形成します。 ベアリングが起動を走行した際の微かな発熱によってグリース基から潤滑油が染み出します。 潤滑油は、現時点では最高の粘性指数を誇る化学合成油を採用しています。 季節変化による温度変化に強く 弾性接触理論により理想的な油膜をベアリング球とレースウェイの間に形成します。 各社カップ&コーンハブのチューニングに必要な下記の型番の BlueCeramic バラ球 を準備しています。 3/32 価格(税別) 前ハブ一式ぶん ¥25,800 1/8 価格(税別) 前ハブ一式ぶん ¥25,800 5/32 価格(税別) 前ハブ一式ぶん ¥25,800 3/16 価格(税別) 後ハブ一式ぶん ¥25,800 7/32 価格(税別) 後ハブ一式ぶん ¥25,800 1/4 価格(税別) 後ハブ一式ぶん ¥25,800 ラッセルグリース ¥7800 (30g) ベアリング交換されるハブを分解して球の直径をノギスで測って下さい。 解らない場合は、お電話下さい。 0596 28 3792 ほとんどの直径を準備できるはずです。
インスタ,FaceBook,x などSNSやメルマガなどで連載中の「ベアリングの話」は、工業研究所の先生方の研究成果などをご紹介しながら自動車工業会で長年活動してきた知見を工業技術者という立場で解説しています。
【 ベアリングの話 】
第一話 シールについて
カートリッジ型ベアリングに装備されている「シール」について そもそも何故シールが必要なのかを説いた上で接触型と非接触型について解説。自転車の軸受けにとってやはり水は大敵であって 軸受け内部への浸水をどう防いできたのかなど
第二話 グリースレスについて
ここ数年間、話題を集めているグリースレスベアリング 2000年初頭にはカンパニョーロ社のカルトベアリングもグリース不要という触れ込みで登場したもののやはり潤滑は必要だったとスタイルを変えた。 そこほどまでに魅力的、かつ難しいグリースレスベアリングの利点と難点を解説。 近年のグリースレス型はどんな機構を採用しているのかについても紹介した。
第三話 凄いグリースについて
前回、グリースレス型をたっぷり褒めた次は、最新型の高機能グリースについて紹介。 ベアリングが発生させる抵抗のほとんどがグリースによる流体抵抗であった事など驚きの事実が 最新型の高機能グリースはどうやって流体抵抗を減らしているのか その仕組みを明らかにする。
第四話 ベアリングの材質について
自転車の世界でベアリングの材質と言えばセラミックが中心的だが そのセラミックとはどんなもの さらにステンレス鋼、クロム鋼などハイブリッドベアリングについても解説
第五話 熱処理の温度 について
前回、解説したクロム鋼の熱処理について 「わずか50℃の違いが硬さを別ける」 熱処理の温度と金属組織の変化について 新潟県中央技術支援センターの研究成果を基に解説する。
第六話 アソビについて
軸受けの球あたり調整の際、ガタとプリロードの関係は競技用自転車の世界では、メカニックの腕の見せ所とされてきた。その勘所を工業技術者の視点でひも解く またカップ&コーン式のハブに発生するスピン摩擦についても解説した。
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